紙版「うそつきラブレター」2015年11月24日 上下巻同時発売!!

単行本「うそつきラブレター」が
上下巻で同時に発売となりました!

(バーズコミックス/幻冬舎コミックス刊)

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幻冬舎コミックス
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(注意Amazonでは現在(2015/11/24)上下巻が逆で記載されています。
カバー絵にあるタイトルの上下の表記が正しいのでご注意ください)


あらすじ(上巻カバーより)

少女漫画誌で苦戦し、漫画を描くことを挫折しかけていた市野あおい。
そんな折あおいは、
大人向けの恋愛漫画誌に合う作家を探していた40男の編集長・神代から
うちで描いてみませんかと誘われる。
「あなたの作品が好きです」という神代の一言に、
忘れていた心のざわめきを思い出すあおいだが…。


あらすじ(下巻カバーより)

作家としての自分と一人の女性としての自分。
漫画家の市野あおいは、担当編集である神代に寄せる思いを投影し、
彼をモデルにして紡いだ作品でリテイクを言い渡されてしまう。
はたして自分の思いが恋愛感情であるのか、それとも作品の中だけの擬似的な感情なのか
複雑な気持ちが入り交じり、苦悩するあおい。
そんな中、かつて世話になっていた別の編集者から声をかけられ…。


30歳漫画家・市野あおいと40代後半の編集者・神代の
恋に似て非なる、非なるけど恋に似た、そんな関係を描いたお話です。
うっかり壁ドンなんかもやってしまいましたが(壁ドンが流行る前に描いたんですよ〜!!)
基本的には大人に読んでほしい感じの静かでやわらかい少女漫画の仕上がりです。

漫画家と編集者の設定なので、漫画や編集といった特殊な職業の中でのやり取りはありますが
上司や部下、取引先の人といった、仕事相手との恋愛というくくりでも十分読めるのではないかと思います。


さてここからはあとがきに書ききれなかったお話など

連載は電子雑誌オヤジズム(コミックシーモア)で描いていたので、
紙で読むのは私もこの本が出来上がってからでした。
電子には電子の利点がありますが、
やっぱり紙はいいですね。めっくっているだけでも価値があるものだと思います。

紙の本にするにあたってシーモアの担当さんが出版社さんとかけあってくださり
数社の出版社さんが名乗りをあげてくださいました。
今回出版となった幻冬舎コミックスさんは、
以前からBLで挿絵を描かせていただいていて、その担当さんが
コミックス化の件で熱心にお声掛けをしてくださり発行に至りました。
他の出版社の方もですが、
売って儲けましょうといえるような発行部数ではないのに
本にしましょうと言っていただきほんとうに感謝です。

ちなみにそれ以前に一度
別の出版社さんとの契約が進んでいたことがあったのですが、
その時は体調体力面で発行スケジュールをこなすことができず
契約を見送る形となってしまいました。
宣伝効果をふんだんに組み込んだ完璧な発行スケジュールを組んでいただいたのに
実現できなくて大変申し訳なく思っております。
計画してくださった編集長さん、担当さん、当時は大変お世話になりました。
発行には至りませんでしたがとても感謝しております。


シーモアの担当女史さま

もこれまたマメで熱心にかまってくださる編集さんで、
1年くらいずっと描きませんか?と声をかけてくださって
それで執筆することになりました。
その声掛けがなかったら、たぶん絶対、うそつきラブレターは存在してなかったと思います。

うそつきラブレターは漫画家の女の子と男性編集・神代のお話で
私のこれまでの担当さんのことなどを参考にしながら描いてはいますが
一番の神代の性格などに影響しているのはこのシーモアの担当女史かもですね。
今はデジタルで描いていますが連載当初は紙の原稿で、
毎回締め切りぎりぎりでボロボロ状態で原稿を編集部まで持って行っていました。
その帰りにはいつも必ず、おなかがすいてるでしょうと
私が来るまでに用意してくれていたおいしいぱんやお菓子を手土産にくださってたんです(涙)

わたしはいつも帰りの車の中で運転しながらそれをもぐもぐ食べていました。
そしてよく高速の入り口に乗り損ねて大阪の街をぐるぐる回っていました… 
(シーモアの編集部は大阪にあります)
ほんと頼りにしていたしお世話になったなあという感じです。


リアルにうそラブ的なことが起きたこともありました。
作中で市野が神代の左薬指に指輪があることに初めて気づいて動揺するという回があるのですが
その回の原稿を例によって心身ズタボロ状態で仕上げて持って行った時のこと、
その担当女史、今まで彼氏もいなければ興味もないとか言っていたのに
左薬指にとつぜん指輪が…
!!!!!!!
わたしの知らない所でいつのまにか誰かとお付き合いの末結婚されていたんです!(いや当たり前)

自分、原稿書き終えた後の疲労状態で、
しかも主人公が担当編集の指輪に撃沈しているシーンを描いて
精神的にも主人公にリンクしてる極限状態。
担当女史の指輪に気づいた瞬間、

号泣。

いやそんな泣いてないですが!勝手に涙がだら〜流れて自分でも意味不明。
それ今自分で描いた漫画やん!て気づいてもうめっちゃショックでした。
(もちろん担当女史の結婚がショックではなく、自分に驚いて、です)

ドラマで言う所のクランクイン中はプライベートも役になりきってるタイプの役者さんのような感じでしょうか。
完全に空想と現実の境目がぶっ飛んだ例ですね。
まあそれくらい真剣に描いてたってことです。
その出来事が下巻に影響しています。よければこの事情背景踏まえて読んでみてください^^

そんなかんじで
シーモアの担当女史さま、連載から紙本発行までほんとうにいろいろとお世話になりました。
あとがきにも書いていますが
紙の本が出せたらわたしがおいしいお肉をご馳走する約束です。

発行部数が少ないので本の印税も微々たるものですが、それが入ったら必ずやお肉!!!

ということでみなさま、
「うそつきラブレター上下」をどうぞよろしくお願いいたします!


やまがたさとみ

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プロフィール

やまがたさとみ

Author:やまがたさとみ
漫画描き
ジャンルは女性誌、BL。
電子雑誌「オヤジズム」連載中。
お仕事情報はカテゴリのworksをご覧ください。

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